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by akira-factory
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環境と研究

今日はとある水処理工場の見学に行ってきました。


水処理を専門にしていて特に金属回収を行っている工場です。




工場見学にいくと
自分がやってることの意義について

ただただフラスコ振ってるよりは実感できますね。


今日は工場の人がいってたんですけどね




「私はM下電工で働いて、退職後この会社の社長さんに声をかけられて入ることになりました。私はもともと化学屋で、残り何年できるかわからないけど、自分が好きな化学をして働けたらこんなに幸せなことはない」


的な話をされました。



ここで思ったことは


彼の口から環境を守りたいという言葉は一切出てこなかったことです。

意外というよりは
やっぱしそういうもんかという思いのほうが強かったでしょうか。



環境を守る仕事は



環境を守れる仕事でもあります。




守れる仕事とは
自分たちがやってることで勝手に環境が守れるっていう意味でしょう。



要するに興味の根幹が
環境にないということです。



根幹は化学。
あくまで化学なんですね。



でもフラスコふるのが好きとか
化学がすき






じゃあその化学で環境やろか




っていう流れの人のほうが多いかもしれません
と思います。

今のニーズが環境だから化学で環境をやる

的な。



興味の根幹が環境の人は大変です。


たとえばこの会社で水処理をするならば
環境に興味がありかつ化学に興味がないと
無理です。
そして、かつフラスコをふることに興味がなければ。



環境に興味があっても化学やフラスコに興味がなかったらこの会社には入れません。



要するに
研究で環境を守るつもりなら

最低限、やっぱし研究に興味を持っていないと難しいってことでしょう。
と俺はやっぱしやっぱし思うんです。


そこはプライドで俺は研究なんだ!
ってなるとこでもないと思う。


その点、環境コンサルなら
フラスコふらずに環境の仕事ができる。

あーやっぱし俺が就活で目指した道は間違ってはなかったなと
思ったのでした。


環境コンサルでいつか働きたいなぁ~。

そのためにはどうするか考えないと。


研究で環境を変えたい人、
よく考えてみてください。


研究が好きなら環境じゃなくてもいいと思う
って人がまわりに多い><


製薬で薬作るとかいう人や
トイレの水作る人や。


その辺の意向がばっちりあうのって難しいんだなぁ。
by akira-factory | 2007-10-04 20:43