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環境を学ぶジレンマ

昨夜からの実験は思いのほか早く終わりました!
微生物が低いpHに耐えられなかったみたいで☆
6時には帰宅しました~そして今また大学に来てるわけですが。

えこみゅもあるので環境を学ぶことについてふと考えたことをちょっと
書いてみようかなと思います。

堅い話になるので読みたくない人はつらい思いをしますよ☆


環境を学ぶ
ってどういうことでしょう。

環境を学んだと思えるときって何を勉強したときでしょうか?

これって結構おおきな問題なような気がするんですね。


たとえば。
ウシのげっぷから出てるメタンが地球温暖化に寄与しているとか
酸性雨は実は日本上空では黄砂の影響で薄まってるとか
オゾンホールができる仕組みとか
植林がいいとか悪いとか
南北問題と環境問題とか
レジ袋がどうのこうのとか
割り箸の本数がどうのこうのでその木がどこやらの間伐財を使ってるとか

そんなことを知ることが環境を学ぶということなのでしょうか?
このような

「へ~」

と思えることを知ったときに

環境って悪化してるんだとか
そういうことがあるんだとか思うと思います。

俺も結構そういう知識を得たときの喜びというか
そういうのって感じるし。


じゃあたとえば今俺がやってるような
水の浄化技術を学ぶということとの大きな違いは何なのでしょうか。


それは

俺が毎日勉強しているのは微生物学、生物工学
などです。
これらは勉強していて地球環境がどうのこうのと感じることはありません。
普通の勉強です。

実験も別に環境問題を感じることもないです。

しかしこういう技術って必要であって、これらがないと水の浄化はできません。

けど学んでる本人は環境問題を学んだ気になれません。



ではでは上に羅列したような知識を学ぶことが環境を学ぶこと?
大学で学びたいこと?

これってどういう学問になり、どのように使っていくつもり?
これらって案外本を読むだけですぐに手に入る知識であり、大学で
わざわざ学ぶようなことでもなかったりする。

人に聞いてへーでもいい。
覚えてればいいわけだから。

けど環境を学ぶといえば前者をイメージしてしまいがちだと思う。
これを知ることは環境を知ることになるけど
解決まで考える人にとっては正直あまり役に立つ知識ではないかも。

逆に技術を勉強している人はそういう全体的なことを学んだり知ることが少ない。
時間がない。

焦点をどこに当てるかの違いだと思うけど

なんだか自分が今環境問題の勉強をしているのかしていないのか
できてるのかできていないのかかなり不安になってる。

で問題は自分はどっちを学びたいのか



上のを学んでいると下を学びたくなり
逆も同じ。


ジレンマはあるけど今やってることの専門家になるしかないのかな
と最近は思ってます。

高校生がほしいのはどんな学び方の「環境」なんだろね~。
by akira-factory | 2006-07-16 14:26